新幹線開業までの道のりBLOG

アーカイブ: 2015.2月

黒部宇奈月温泉駅周辺施設完成式

本日、2月26日(木)、黒部宇奈月温泉駅周辺施設完成式が行われました。アトラクションでは、Tomomiさんの「煌~水の都から~」が披露されました。

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只今、「新黒部駅」が開業しました

富山地方鉄道新黒部駅が開業しました。黒部市においては昭和18年に開業した富山地方鉄道荷上駅(3年後に廃止)以来、実に72年ぶりの新駅となります。

警察の警備の中、下り(宇奈月温泉行)一番列車(5:54発)です。

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上り(富山行)一番列車(5:57発)です。DSC04725

 

それぞれ、数人の乗客の方がいらっしゃいました。この後、午前中に黒部宇奈月温泉駅周辺施設竣工式典があります。

車内放送は、英語対応となりましたので、本日の式典に参加される方、3月14日からの開業イベントに参加される方、ぜひぜひ、新装なった地鉄電車に乗ってみてください。

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試運転列車

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試運転列車が黒部宇奈月温泉駅に入線します。

100年前の黒部駅開業イベントは何をやっていたの?

黒部市史の記録に100年前、北陸本線(富直線)が開業した日の文章があります。下記に抜粋しました。

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(略)『間もなく三日市(現黒部駅)に着く。駅前には特産の経木真田織で、うす黄色の半永久的な大アーチを設け、八方に吊した万国旗も経木細工。三間に一間程の名所案内もまた経木織で、経木づくめの奇抜な意匠が目をひく。駅にはもう二、三軒の茶屋がある。町でも軒並みに桜花をさし、球灯を吊して祝っているそうな。』(略)

『間もなく生地に着く。ここは三日市以上の賑わい。学校の生徒数百名が、小国旗をもって構内に整列し、楽隊にあわせて唱歌をうたい、列車の発着に万歳を唱えてくれる。駅前の、まだ壁のついていない茶屋の二階から、能面をかむった人が餅まきを始める。』(略)

『かえずがえすも、沿道住民にとって幸福の日であった。』